珈琲のルーツについて
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コーヒーが、いつどこから見つかって飲まれだしたかははっきりとはわかっていません。
もっとも古いは九世紀に書かれた医学書に出ていた内容がコーヒーに関するものとされています。
コーヒーに関してはいろいろな話が残っているようですが、どうも最初に飲み物として受け入れられたのは、
僧侶が夜のお祈りの時に眠気覚ましとして飲んでいたのが始まりという説が強いようです。
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珈琲の種類
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コーヒーの種類には、樹や銘柄、生産国で分けたりするのでいろいろと考え方があります。コーヒーの樹であればアラビカ種とロブスタ種の2種類が殆どを占めます。生産国には、南米、西インド諸島、アフリカなど広範囲に広がります。ただ、一般的にコーヒーの種類で思い出すのが
ブルーマウンテンやキリマンジャロ等の銘柄になるかと思います。
ただ、この銘柄は生産国で殆ど決まっているようです。例えば、ブルーマウンテンはジャマイカのブルーマウンテン山脈で生産されたコーヒー豆に付けられる銘柄です。このようにその国の地名や輸出港が銘柄になっています。
主な生産国と銘柄の組み合わせは次のようになります。
・ジャマイカ − ブルーマウンテン
・キューバ − クリスタルマウンテン
・タンザニア − キリマンジャロ
・イエメン − モカ
焙煎(ロースト)について
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コーヒーはロースト、要するに熱を加える事です。熱を加える事で良い香りが出てきます。また、その焙煎する度合いによって苦みや酸味などが変わってきます。他の食材と同じでコーヒー豆もよく炒めると苦みが出て(焦げる為)来るという事です。
売っているコーヒー豆を見ると、深煎り等と書かれていると思いますが、それがこの焙煎した度合いの事です。日本では8段階に分かれています。
1、ライト (light):浅煎り
2、シナモン (cinnamon):浅煎り
3、ミディアム (medium):浅煎り
4、ハイ (high):中煎り
5、シティ (city):中煎り
6、フルシティ (Full city):深煎り
7、フレンチ (French):深煎り
8、イタリアン (Italian):深煎り
挽き方について
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最後にコーヒー豆を粉にする際の粗さによっても味が変わります。当たり前ですが、粉が細かい程、濃く抽出されるので味は濃く苦く感じると思います。これはコーヒーミルの性能にもよりますが、大体は3〜4段階あります。
細挽き
中挽き
粗挽き
※極細挽き(エスプレッソ用)
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